泥よけ装着(SKS Edge AL 46)
Allegroは通勤にも使用するつもりです。雨ニモマケズで毎日乗らないといけません。そこでどうしても欲しいものが泥よけ。つけると野暮ったくなるのは必至ですが、泥はねの筋を背中に作りながら出勤するのは嫌なのでやむなしです。
SKS Edge AL 46(エッジアル)
実は自転車選びをしながら、並行して泥よけも探していました。そのときにドイツの通販サイトBIKE24で見つけたのがタイトルにもあるSKSのEdge AL 46です。
Edgeの名の通り、エッジの立ったデザインがママチャリ用の泥よけとは一線を画します。『AL』はアルミニウム製、『46』は46mm幅ってことですね。56mm幅のワイド版もあります。色はマットブラックのみです。
SKSはドイツの自転車パーツメーカーで、輸入代理店のPR Internationalによれば、1926年創業でポンプとマッドガードを中心に製造し、Made In Germanyがウリのようです。お目当ての泥よけは該社でもエッジアルの名称で取り扱いがありますが*1、価格は¥6,600とな…楽天で15%OFFの税込み¥6,058で取り扱っているショップがありましたが、ちょっと高い。
BIKE24の販売価格は23.52ユーロでした。125円/ユーロほどだったので3000円もしませんね。SimWorks by HonjoやPortland Design Worksあたりのオサレ泥よけと比べると圧倒的にリーズナブル!
ここまでお手頃なアルミ製フルフェンダーはアマゾンで探しても少なそうです。円高バンザイ。
ただしBIKE24は配送ごとに一律19.99ユーロの送料がかかるので、他に買うものが無いとなると価格は倍近くに跳ね上がっちゃいます。それでも国内の販売価格より安いですが…。
入手・開梱
海外からの梱包が雑とかいうので輸送中のダメージは心配でしたが、他にも欲しいものがありどのみち送料がかかることから価格差のメリットには勝てず、BIKE24での購入を決めました。
発注後、翌日には出荷されましたが、到着は11日後でした。
やたらと大きな箱が届いて驚きました。これならダメージはなさそうだと思うところですが、箱の大きさが活かされていない商品の入れ方で、運が悪ければどうなっていたか…その話はまた改めてするとします。
さて箱から取り出した泥よけちゃん。幸いにも無傷でした。商品名より大きな『MADE IN GERMANY』が目を引くパッケージング。中身がむき出しなので、やはり通販では少し危なめの商品ですね。海外からの配送ならなおさらです。
MADE IN GERMANYのところを開けると、付属のパーツとマニュアルが入っていました。このマニュアルは上に貼ったSKSの商品ページから入手できるPDFとほぼ同内容です。
いろいろな車種に取り付けられるよう、長短のボルトやスペーサーが付属します。
取り付け
取り付けの方は特に加工が必要なところもなく、ボルトオンで済んだので難しいところはありませんでしたが、いくつか紹介を。
ステーは少し長さの異なるものが入っています。付属のマニュアルには説明がなかったのですが、長い方がリア用です*2。リアの方が広がる分長いですね。
樹脂製のアタッチメント部はアジャスターを兼ねており、2cm強くらいの調整幅があります。樹脂製なので多少安っぽくはありますが、なかなかよく出来ています。
ここは2.5mmのアーレンキーでボルトを締めるのですが、指定トルクが1Nmとなっています。かなり弱めのような気もしますが、泥よけが何かに引っかかった時に抜けるよう配慮された安全設計だとか、どこかで見たような…。
泥よけ本体とステーは樹脂製のクリップのようなパーツで接続します。結構固くてはめ込みづらいので、変に力を入れて泥よけ本体を曲げたりしないよう、注意が必要です(そんなにやわな感じでもありませんが)。シリコン製のパッドが泥よけ本体とステーの間に挟まることもあり、ガタつきは皆無です。
リア側の固定箇所は3 or 4点です。
- ステーをエンド部のタボ穴でボルト留め(両側で2点)
- クリップ式のマウントパーツをシートステーのブリッジにボルト&ナット留め
- チェーンステーブリッジがあれば、前側に穴が開いているのでボルト留め
ボルトは全て対辺4mmの六角です。ナットの共回りを防ぐため、8mmのレンチが要ります。
チェーンステーブリッジ部をボルト留めするにはタイヤを外す必要がありますが、手持ちのスタンドが使えなくなるのでひっくり返して作業しました。
タイヤとの隙間が大きくなりそうだったので、ブリッジと泥よけの間に付属のスペーサーを噛ませました。
ステーのアジャスターでタイヤとの隙間を調整して完成です。
が、アジャスターを一番縮めた状態でもちょっと隙間が大きいように感じます。とりあえずそのままにしておきますが、いずれステーを数mmカットするかもしれません。
フロント側の固定箇所は3点です。
- ステーをエンド部のタボ穴でボルト留め(両側で2点)
- マウント部をフォークの股のところに開いた穴でボルト&ナット留め
マウント部が樹脂製のクリップ式で位置を変えられるリアと異なり、フロントは金属製で固定されています。ステーが付いていると、泥よけはタイヤとフォークの間を通せません。通してからステーを付けるか、一度タイヤを外す必要があります。
左側はブレーキキャリパーとの干渉を避けるためスペーサーを使用します。いくつか使う必要があるかと思いましたが、ひとつだけで済みました。目立たなくてよかったです。
前後とも付きました。フロントの前側の隙間がけっこう開いてしまうのは気になりますが、ここは調整のしようがなさそうです。まぁポン付けできる商品としてはさほど違和感なくすっきりと収まったように思いますがいかがでしょうか?
派手さはありませんが全体的な質感が高く、作りの面で粗さを感じるところは特にありませんでした。さすがはドイツ製といったところでしょうか。
まとめ
- SKSの泥よけは非常にリーズナブル(入手法によっては)
- 海外通販は円高のうちに活用すべし(配送は心配だが)
[泥よけ(フルフェンダー)取り付け]
パーツ: SKS Edge AL 46 (エッジアル)
費用: ¥3,000くらい(配送料、工具含まず)
必要工具: アーレンキー(4mm、2.5mm)、レンチ(8mm)
作業時間: 20〜30分
難易度: ★★☆☆☆