ふしみんちゅ日記

趣味に関することなど、徒然に…

続・通勤チャリのカスタム(ブレーキ・ホイール交換)

コロナが収まらないまま、2021年を迎えました。

ブログの方はすっかり更新をサボって、昨年の夏以来です。ぼくの自転車熱はコロナに負けず、冷めることなく色々やってますが、とりあえず前回に続いて通勤チャリのカスタムについて記しておきます。

ブレーキキャリパー交換(Avid BB7)

前回の記事を上げたすぐ後に、ブレーキキャリパーを換えました。機械式の中では効きが良いと評価の高いAvidのBB7です。www.dirtfreak.co.jp

AliExpressで購入。前後で¥4,685でした。国内価格だと1万円をかるく超えるので、本物か疑ってしまうような安さです。まぁ本来それほど高級な代物ではないようですし、かなり複雑な構造をしているので、そんなもののコピーをわざわざ作るとも思えませんが。

バルク品でしょうか。箱なしでモノが直に梱包材に巻かれた状態で届きました。説明書や保証書の類も付属せず。

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AVID BB7

いきなり装着後の写真。Vブレーキのシューのように、凸と凹のワッシャー(スペーサー?)で取り付け角度を微調整できるようになっています。

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リア側

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フロント側

取り付けについては特に苦労することはなく、調整も通常なら一般的な機械式ディスクブレーキよりやりやすい部類に入るかと思います。が、ぼくのチャリの場合、フロント側のキャリパーのアーム部分に泥よけのステーが干渉してしまい、それを避けるために少しアームを引いた状態でワイヤーを固定する必要がありました。これにより外側のピストンがはじめから少し出た状態になってしまうので、調整の幅が狭まってしまい結構苦労しました。遊びを減らそうとするとすぐディスクと擦れる…。

調整の塩梅にも依るかと思いますが、ぼくが感じたBB7の特徴。

  • ブレーキレバーの引きは軽い。ただし引き量は大きめか。
  • 引きが軽いの指1本でもしっかり効かせられる。
  • 引き量が大きめの分(?)、コントロールしやすい。ジワーっと効く感じ。

ホイール交換(手組み)

次は、大物。自転車カスタムの花型(?)、ホイールの交換です。通勤用の自転車にはもったいないかとも思いましたが…まぁ、ホイールを換えたかったというより手組みをしてみたかったんですねぇ。

過去には車体での振れ取りをトライしたこともありましたが、この機会に振れ取り台も買いました。FEEDBACK SPORTSのPRO TRUING STAND 2.0ってヤツにしました。BIKE24で購入。

www.feedbacksports.com

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ホイールの手組み準備

使用したパーツたち。

ハブ シマノ HB-M8000, FH-M8000 (前後とも32H)
リム TNI AL22WL (オフセット有)
スポーク Sapim Race (290mm)
ニップル Sapim Polyax 真鍮ニップル (12mm)

前が839g、後が1034gでした。MTB用のハブですし、スポーク本数も多いのでそれほど軽くはありません。

組んだらこんな感じ。フロントが逆イタリアン、リアがJIS組みになっています。共に3クロス。

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組みあがり

最初の1、2本はバルブ穴やハブのXTロゴの位置関係など合わせるため、ネット記事や手持ちのホイールを見ながら慎重にやりました。後は規則的に組んでいくだけなので、初めてでもそれほど難しいこともありませんでしたが。

振れ取りの様子。ちなみに、組む際は奥にいるRove LTDのホイールをお手本にしました。

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振れ取り

結構しっかりとした作りで、縦ブレ・横ブレ取りの作業は問題なし(あとは作業者の腕次第)。台から外さないとリムセンターゲージを当てられないので、センター出しの調整には手間がかかります。予想は付いていたことですし、しょっちゅう行う作業でもないので、ぼくとしては特に問題ありません。でも、商品名に付いている“PRO”というのはどうでしょうね…。

で、できあがったホイールを通勤チャリに付けました。このときは泥よけと錠を外してスッキリしてます。ちなみに、ブレーキディスクの固定方式が6ボルトからセンターロック式に変わったので、シマノのSM-RT54を付けました。レジン用のディスクなのでAVID純正のメタルパッドからBBBのレジンパッド(BBS-42T)に換えました。地味にブレーキレバーもウチに転がっていたAVIDの物になっていますが、写真では分かりませんね。

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2020年の最終形

初めて自分で組んだこのホイール、軽さはやはりあまり感じられなかったのですが、剛性はかなり増した気がします。オフセットリムを使用した効果?街乗りで軽くペダルを回している分にはホイールの剛性なんてほとんど意味はないのですが…速さを求めるならFulcrumやDT Swissあたりの完組みを買った方が良かったでしょうね〜。ま、パーツセレクトの時点でそういう方向性にはなっていませんし、何より自分で組んだホイールということで自己満足度は非常に高し!です。

 

駆動系を換え、ブレーキを換え、ホイールも換えた通勤チャリ…いじりたいところがもうあまりないかも。