フロントシングル化への道 〜カセットスプロケット交換〜
前回のつづきです。今回はカセットスプロケットを交換します。8速→10速です。とはいえ、簡単なのでサラッと手短かに。
使用する工具はひとつだけ。といっても、2本でひと組みの奇妙な工具です。
PWTのサイトを見てみたら、使用法の動画がありました。使い方はこれで十分よく分かりますね。
まずリアタイアを外します。
チェーン付きの方は、ロックリングを緩める際に空転しないよう、スプロケを固定するために使います。上の動画では一番大きなギアにチェーンを巻きつけていましたが、ぼくは一番小さなギアに巻きつけました。もう一方の工具をロックリングの溝に合わせて挿し込み、下の写真のように握って緩めました。このやり方で緩める場合、小さいギアの方にチェーンを巻きつけないと、2本が離れてしまって握りにくいと思います。
ロックリングが外れました。たいして走っていないので摩耗もしていないスプロケ…。新しい10速スプロケと入れ替えます。ハブの汚れ防止のために付いているものと思しき透明の円盤は外しちゃいました。
なお、ロード用だと10速カセットには1.0mm厚のスペーサーが付属していて、11速用フリーボディに付けるときに必要になるそうですが、今回使用するCS-HG50-10はMTB用のカセットだからか、スペーサーは付いていませんでした。
あとはロックリングを先ほどの工具で締め付ければ作業完了です。締め付けの際はチェーン付きの工具で固定する必要はありません。指定トルクは40N・mとのことですが、適当に締めました。ロックリングを付けた後の写真を撮り忘れました…。
互換性の心配は少ししていましたが特に問題ありませんでした。互換性さえ気をつければ、カセットスプロケットの交換自体は簡単ですね。
もちろんフロントシングル化の作業はまだ続きます。