持越峠サイクリング
持越峠
京見峠サイクリングで通った沢沿いの道が良かったので、その翌週(7/21)に同じ区間を通るルートで、今度は持越峠を攻めて(?)来ました。もう半月以上前ですね…。
ルート全体を見るとこんな感じ。今回も反時計回りです。
今回は堀川通を使いましたが、歩道が広く、自転車用のレーンがあって走りやすかったです。今度からこの辺りの市街地を北上する際は堀川通を使います。
二条辺りから北は、近年整備された堀川が姿を現し、文字通り堀川沿いの通りになっています。自然の趣はありませんが、それでも暑い季節に水のある景色は良いものです。
堀川通りを真っ直ぐ上がっていくと、賀茂川に当たります。この賀茂川と高野川が合流してできるのがおなじみの鴨川です。鴨川の河川敷は多くの人で賑わう印象ですが、賀茂川まで上がってくると、人気はぐっと減ってのどかなものです。
鴨川公園(こっちはこの字らしい)の手前の橋で西岸から東岸に移りました。この先の府道61号線を上がっていきます。グーグルマップによると雲ケ畑街道という名があるそうです。
雲ケ畑街道は賀茂川に沿って上りが続きましたが、勾配はゆるく楽に登っていけます。広くはありませんが、交通量も多くはないので、さほど走りにくさは感じませんでした。時折沢から吹く風が涼を誘うのが良いですね。
一部、倒木が目立つところがありました。一昨年か昨年の台風被害でしょうね。2018年の台風21号は京都市内各所に大きな被害をもたらしました。
趣のある石段。高雲寺というそうです。
この辺りまではずっとゆるい上りで、地図上では持越峠も間近だったので楽勝コースかと思われましたが…小さな橋を渡って府道107号線に入ってからが本番でした。
1km少々の区間、つづら折れの急坂が続きます。最大勾配は13%とされています。平均は8%強。距離が短い分、勢いで一気に登り切ってしまえる感じなので京見峠より楽かなと思います。ピークの直前に見晴らしの良いポイントがあり、少し一息ついてしまいましたが…。どうせならそこで写真を撮っておけば良かったのですが、全然撮らずに上まで行ってしまいました。
なお、京見峠のときはフロントのインナーを封印していたのですが、今回はフロントのインナー(28T)とリアの2速(28T)まで使用しました。ちょうど1:1ですね。
峠のピークは見晴らしも何もないので、写真を撮ったらすぐ下りです。下りは傾斜もカーブも急なので慎重に…突き当りを杉坂・国道162号線方面へ進みます。
途中で京見峠からの道(府道31号線)と合流し、以降は前回と同じ様に国道162号線を使って京都の市街の方に戻りました。今回は太秦の方から桂川沿いのサイクリングロードを通って伏見まで帰りました。
まとめ
京都の市街地を北上する際は堀川通が快適というのが今回のサイクリングでの発見でした。登り区間は全体的にゆるめで川沿いの道が多い快走路に、短距離の急坂というスパイスが効いたなかなか良いルートだったと思います。サイクリング的には京見峠よりこっちがおすすめかな。