京見峠サイクリング
クロスバイクで山道デビュー
7/15なので少し前になりますが、Allegro Sport Discで山道を走るとどんな感じかを確かめておこうと、ネットで京都のヒルクライムルートを調べて、初級者でもクロスバイクで登れそうな京見峠へ行ってきました。
関西ヒルクライムTTというサイトによると、京見峠のデータは以下の通り。斜度の数字を見てもピンとは来ませんでしたが…。
標高差 | 233m |
---|---|
距離 | 3.1km |
平均斜度 | 7.2% |
最大斜度 |
10.0% |
ぼくの最寄り駅である伏見駅から峠道を入れてぐるっと周回するルートにしました。トータルで46kmほどになるので、山登りはごく一部だけですね。趣旨はヒルクライムではなく、山道を絡めたサイクリングです。
地図上のルートを反時計回りに走りました。
まずは京都の市街地を大宮通りや千本通りで北上します。梅雨の合間で空はややどんより。
北大路通りあたりまでは車道の交通量が多く、駐停車している車が頻繁に現れるため、走りにくかったです。距離も長いのでちょっといまいち。
北大路を越えたくらいからだんだんと坂道になってきますが、赤信号で止められながら休み休み走る分には疲れるというほどでもありませんでした。突き当りの鷹峯(たかがみね)を左に進みます。
鷹峯を過ぎてすぐのところに光悦寺がありました。青もみじが美しい。秋は観光客が多そうです。
そこからもう少しだけ進んで右に曲がると京見峠のコースがスタートです。
…が、全然写真を撮っていませんでした。名に反して景色を楽しむようなポイントはあまり見当たらず、ただ登るだけの道でした。一部広くて舗装の整った区間もありますが、全体的には荒れ気味のアスファルトで狭めの道が続きます。
交通量はさほど多くないようで、数台の車に追い越される程度でしたが、見通しが悪いところもあるので、下りで通るなら要注意です。
で、とにかくバテないようにとゆっくりと登りましたが、さすがに初級者向けとはいえヒルクライムコースというだけあって、軽いギアでもかなりペダルに力をかけないと進みません。先がどれだけ続くのかもよく分からなかったので、長坂道という古道の分岐点で写真を撮るついでに少しドリンク休憩。根性無し?…いえ、サイクリングですから。
この長坂道ですが、地図で見るとぼくの登ってきたつづら折れの道とは違い、直登ですね。これは激坂というやつだな。
休憩はほどほどに再び登り始めましたが、思いの外脚に疲れが残っておりなかなかキツイ!京見峠茶屋(閉鎖中)を横目に登るが、まだまだ登りが続くと思っていたぼくは石材屋さんか何かの駐車スペースでちょっと一息ついて呼吸を整えました。
が、実はここは既に峠の最高点直前だったんですね。そこから少し進んだところに氷室別れという分岐があり、そこからは下りが始まりました。
下りは沢沿いのルートになり、少しひんやりとした風を浴びながらの下りは快適そのものでした。傾斜もそれほどきつくなく走りやすいルートです。
下りはあっという間に終わり、府道107号線との分岐を左に進みます。
台杉です。京都らしいですね。
国道161号線(周山街道)への突き当りの橋から川を見下ろしました。なかなか綺麗な川です。下にも古そうな道と橋がありました。
国道161号線への突き当りを左に曲がり、少し進むとトンネルが見えますが、手前で左側の道に入ります。中川という集落に向かう道のようです。
集落に中川八幡宮という神社がありました。緑があまりにみずみずしく綺麗だったので写真を撮らずにはいられません。
中川の集落を抜けると、再び国道162号線に合流します。するとまたトンネルが現れますが、こちらは迂回が難しそうなので突入。トンネルは後ろからの車が少々怖いです。
そこからまたしばらく行くと高山寺、西明寺、神護寺といった有名どころの寺がある高雄エリアに入り、急に観光客が現れ始めます。高山寺を過ぎてしばらくしたところから上り坂になりますが、ここは御経坂(みきょうさか)峠というそうです。勾配はそこそこ。紅葉の名所があるので、秋には車と人とでごった返していそうな峠です。
御経坂を登り切ると、緩やかなほぼまっすぐの下り道がしばらく続きます。福王子の交差点から先も国道162号線を進みます。
国道9号線に突き当たったところで右に曲がるとすぐに桂川となり、そこからはサイクリングロードで南下しました。街中の車道と違い、サイクリングロードはやはりスムーズですね。
久我橋通りでサイクリングロードとはお別れし、伏見駅に向かって周回完了でした。
まとめ
はじめてのヒルクライムルートはなかなかキツかったですが、これくらいであれば初心者+街乗り用のクロスバイクでも、ゆっくり漕いで必要なら休憩をはさむなりすれば越えていけることが分かりました。あと、この日はちょっと思うところがありフロントのインナーギア(一番軽いギア)を使わなかったので、まだこの自転車としては余力があるとも言えます。
今回下りで通った沢沿いの道と、周山街道は気に入ったのでまた行きたいです(翌週にも行きました)。
あと、こういうルート紹介って、普段何気なく読んでいましたが、書くのが難しいですね…伏見駅起点の周回ルートにしたせいで、焦点がぼけたかな。特定の区間にフォーカスを当てて紹介するスタイルの方が読む人の参考にはなりそうですね。