琵琶湖サイクリング(長坂峠、小関越)
琵琶湖に行こう
スポーツバイクを手に入れた関西人なら誰しもやりたいことリストの上位にランクインさせるであろうビワイチ―すなわち琵琶湖一周。涼しくなったらぼくも…と考えていますが、まず琵琶湖までの道がどんなもんかいなということで、近畿地方が梅雨明けし、猛暑迫る7月末に峠サイクリングがてら見てきました。
下のようなルートを反時計回り辿りました。まず宇治に向かい、長坂峠や炭山を越え、瀬田川沿いを北上して琵琶湖に到着。そこから近江大橋を渡り、小関越ルートを通って京都に帰ってきました。
長坂峠、炭山
Allegro Sport Discに乗り始めてから京見峠、持越峠と京都北山の峠を走ってきましたが、長坂峠はそれらよりもかなりハードな峠でした。
関西ヒルクライムTTからデータを拝借します。
コース名 | 京見峠 | 長坂峠 |
---|---|---|
標高差 | 233m | 172m |
距離 | 3.1km | 1.6km |
平均斜度 | 7.2% | 11.1% |
最大斜度 | 10.0% |
18.0% |
こうしてみると、距離はずいぶんと短いですね。ただ、にわかチャリダーには斜度がこたえます。
峠の写真はほとんど撮れていませんが…峠道のスタート地点の少し前にある山科自動車教習所。Googleマップによると、この写真を撮っている道(府道242号線)がちょうど京都市と宇治市の堺のようです。なお、教習所までの住宅地も一般のママチャリ乗りにはキツイくらいのアップダウンあり。
峠の頂上付近で急なカーブが2回続きますが、その手前に工事区間があり、片側交互通行の信号にひっかかったので、そこで一息つきました。写真は交互通行区間を抜けたところ。標識の左カーブを曲がったあと、右方向ヘアピンカーブを越え、左に曲がったところが峠の頂上です。
下りはあっという間で、小学校などがある集落に。キャンプ場の向かいに綺麗な水が流れ出ているところがあったので、顔を洗い、首や腕を冷やしました。ひんやりとして気持ちの良い水でしたが、雨の少ない季節にどうなっているのかは分かりません…。
キャンプ場を過ぎるとまた登りの峠道が始まります。峠に正式な名前は付いていないようですが、炭山峠と書いてあるサイトもあったような…。こちらは短い分、長坂峠ほどハードではありませんでしたが、斜度はなかなかのもの。下の写真のヘアピンカーブを越えて少しするとお茶畑があり、その辺りが峠の頂上でした。
瀬田川〜琵琶湖
炭山を下りきると瀬田川にぶつかります。写真の曽束大橋を渡ると滋賀県大津市ですが、ここは渡らずに左に進み、瀬田川の西岸側の道を辿って北上していきます。
道はほぼ平坦なのですいすい進みます。暑い日でしたが川沿いは多少涼が感じられ気持ちが良いです。
琵琶湖が近づいてきました。
梅雨でかなり増水していたようです。
瀬田川洗堰(あらいぜき)は上が道路になっていて瀬田川を渡れます。ここで東岸側に移りました。
川と湖の境は不明瞭ですが、この辺りから公園が増えてきます。近江大橋が見えてきました。
近江大橋を渡って再び西岸側へ。橋は車道と歩道・自転車道が分かれているので安全に渡れます。
西岸側の浜(サンシャインビーチ)は広々としていて良い感じです。
小関越
長くなったので、帰りはあっさりと。湖岸道路を少し西に進み、県庁の前を通って小関越のルートに入りました。
小関越はいくつかある京都市と滋賀を結ぶルートのひとつですが、交通量が少ないため、最も使い易いルートのように思われます。距離が短いので勢いで登り切れました。暑いので頂上の地蔵堂で水分補給&クールダウン。
山科川沿いを南下して勧修寺あたりから名神高速道路沿いの道を伏見に向かって帰りました。
まとめ、感想
長坂峠はなかなかの急坂で、ぼくにはまだまだキツかったです。トレーニングには良さそう。瀬田川や琵琶湖沿いの道は走りやすく眺めも良いのでおすすめ。
暑さが相当厳しくなってきたので、水分補給やクールダウンが重要ですね。このあとボトルケージを買いました。