雪見サイクリング〜沢ノ池
有休取ったりして5連休でした。
今年は暖冬ですが、週末は寒波到来で気温も下がり雪も降ったので、山の方は積もっているのではないかと、2月10日になんちゃってMTB仕様で雪見サイクリングに行ってきました。やりたかったこととしては次のような感じ。
- 積もった雪を見る
- 林道を走る
- 沢ノ池で昼食
沢ノ池は京都市内の秘境とも呼ばれるスポットです。キャンプする人もいるそうなので下見がてら…。周囲に林道もありそうな感じだったので、あまりよく下調べもせずに行ってしまいました。。
沢ノ池へは、周山街道(R162)から中川の集落に向かう分岐に入ったところから行くのが通常のルートになりますが、それでは林道にならないので全然違うところから、、鷹峰の方から突っ込んでみました。
山間に入ると程なく、路肩に残る雪がお目見え。
…で、その後、林道になっているのではと踏んでいたところは通行禁止となっており、引き返せば良いのに何とかなるさとハイキングコースに突入。東海自然歩道とか、京都一周トレイルのルートのようです。とてもじゃないけど自転車に乗れるような道ではないのでひたすら押したり、担いだり。
沢ノ池に向かう道はどうも2018年の台風以来閉鎖されたままのようで…(上の写真で左側にはられたテープ)。迂回路の案内をちゃんと見ていれば、少し迂回するだけで良かったのに、その時は何を思ったか京見峠方面を目指してしまいました。
チャリを運びながらの山道はかなりキツかったですが、平日ということもあり幸いにも人とすれ違うことはなく恥ずかしい思いはせずに済みました。途中、こっそり試し乗りもしてみましたが、落ち葉が多く、登りは滑って全然ダメでした。もっとファットなタイヤならいけるんだろうか?
久しぶりに雪の山道を歩きましたが綺麗ですね〜。その点はまずまず堪能できました。
小一時間の苦行の末、京見峠あたりの車道に出ました。
氷室分れ。ここいらが京見峠の最高点かな?
氷室分れを過ぎて下っていた頃から雪が降り出しました。そのせいではないけど、道風神社の辺りは結構積もっていました。
積もっていると言っても、踏めばアスファルトが見える程度なので知れていますね。足元は防水のトレッキングシューズとゲイターで固めていたので雪でもヘッチャラ!
上も防水のハードシェルだったので良かったのですが、ズボンと手袋がダメでした…。どんどん水を吸い、手が冷たいのなんの。ズボンの方は中にコンプレッションタイツを履いていたのもあってか、濡れてもさほどの冷えはありませんでした。
周山街道に入ってすぐ、中川トンネルの手前で脇道に入り、中川の集落に逸れます。再び周山街道と合流する直前の分岐が沢ノ池への道になります。
沢ノ池までは上りが続きますが、さほど急なところはありません。道はかなり荒れ気味でところどころ雪もありましたが、わざわざ太タイヤで来ているので、むしろウェルカム。
一時的に結構雪が強まりました。手がちべたい。
なんとか到着。
写っていませんが、上の写真の右側見切れたところでバンにタープを張ってデイキャンプのようなことをされている男性4人ぐらいのグループがいました。左側の鎖の向こう側に道が続いています。車とバイクは侵入禁止のようです。
到着を歓迎するかのように、急に晴れました。
写真ではいまいちですが、陽光を浴びると池のグリーンがとても鮮やかでした。晴れたのは一瞬で、持参したコンビニ弁当を食べていると曇り出し、再び雪に。もう少し過ごしやすい季節に再訪することにして、退散しました。
沢ノ池は周囲にトイレや水場がないので、ビギナーがキャンプするにはちょっとハードルが高いですが、コーヒーでも淹れてしばらくボーッとするには良さそうなスポットだと思いました。
刺激的で印象に残るサイクリング(ハイキング?)ではありましたが、反省すべき点が多いです。
- 山の方に行く時は、きちんとした下調べを行う
- 想定通りに事が運ばないときには引き返す
- 無理するなら地図は小まめに確認
- 雨(雪)の備え
引き返すがなかなかできないんですよね〜。